前回、ローソク足の基礎についてお話し致しましたが、今回はローソク足のヒゲについてかんがえてみましょう。
ローソク足の上下に出る線をヒゲと言いましたね。上にあるのが上ヒゲ(ウワヒゲ)下が下ヒゲ(シタヒゲ)です。
上ヒゲの一番上がその期間の最高値、逆に下ヒゲの一番下がその期間の最安値でしたね。
このヒゲくんたちはトレンドの転換期になるとある特徴的な動きをします。トレンドの転換期とは上昇トレンドが下降トレンドに、下降トレンドが上昇トレンドに変わる時です。
つまり、上がりすぎた場所で長い上ヒゲが多くみられるような場合、その逆に下がりすぎた場所で長い下ヒゲが多くみられるような場合はそろそろ転換期が近いと考えられます。
下の図をご覧ください。
もし、チャートが確認出来れば、どの通貨でも結構ですからぜひ確認して見てください。
どうですか?
私の言った通りでしょう。
これはどういうことかと言うと、転換期は上がり過ぎた場所、下がり過ぎた場所だと考えられます。そう言う場所では多くのトレーダーが利益確定をしたり自動で逆張りを入れてたりします。その量がトレンドに対して勝っている為ヒゲとなって現れたと考えられます。やがてトレンドは弱まり遂に転換期を迎えます。
必ずこうなるわけではありませんが、多くの場合このようなような動きになりやすいので長い上ヒゲ、下ヒゲがいくつか出たら注意して下さい。
これを知っているだでもかなりの確率で勝つことが出来ますので、必ず覚えて下さい。
今後はさらに一歩踏みこんだローソク足の見方を書きますので楽しみにしていてください。