
勉強熱心ほど上手くいかない罠にはまってしまう。
分析マヒ、という症状があります。
というのも、以前読者から
「自分なりには本もたくさん読み、教材も買い、
めちゃくちゃ勉強しているはずなんですが勝てないんです」
というメールをもらったから。
努力する=稼げる、とは限りません。
努力の方向性が間違っていたら一向に稼げないのです。
南方向に新大陸があるのに、
東につきすすんでいたってたどり着けませんよね?
どれだけ努力するかももちろん大切ですが、
努力の方向性を都度確認することも大切なんです。
で、分析マヒに話を戻すと。
なんでも頭の良い人ほど陥ってしまう罠があるそうで。
それを「アナリシス・パラリシス」と言うらしいです。
たとえば、営業マン。
売上を上げたいと思っている営業マンは、
色々な営業本を読んで勉強・分析します。
時には成績の良い上司に教えてもらったり、
営業スキルアップセミナーに参加したリして、
スキルを磨こうとしますよね。
で、学んだことをあれこれと考えるわけです。
(最初のつかみはどうしようかな。。。)
(お客様になめられたらセールスできないから、
しっかりした身のこなしをしなきゃな。。。)
(商品をどう説明したら魅力が伝わるかな。。。)
勉強熱心な人は、もっともっと考えます。
(もっと良いセールステクニックを学ばないとな。。。)
(あの本、この本も読んでスキルを身に付けないとな。。。)
(この前のセールスは上手く行ったから、次もそうしようか。。。)
などなど、真剣に考えるわけですね。
でも、勉強熱心だからこそ、
次のような事も考えてしまうんです。
(もっと別の良い方法を探さないと。。。)
(あれ、この本とあの本じゃ言っていることが違う。。。)
(たくさん学んだけど・・・結局、自分はどうすればいいんだ??)
みたいな感じで、勉強や分析をしすぎて、
前に進めなくなってしまうことがあるんですね。
あなたはそんな経験ありませんか??
この症状がアナリシス・パラリシス。
分析マヒという意味で、
分析にはまって前に進めない症状というか状況のことです。
あれこれと考えすぎてしまう。
何が正解なのか分からなくなってしまう。
結果、いつまでたっても前に進めないので、
成果が全然現れないんですね。
勉強すればするほど、知識を頭に入れれば入れるほど
良くなっていくと思ってしまいがちですが・・・
ある一定量の情報量を越えると、
問題の解決策にたどり着く確率が逆に下がってしまう、
ということがあるみたいです。
ある程度までの情報を集めることは役に立つけど、
それを越えると逆効果になってしまうということですね。
これって、FXにも言えることで。
FXで稼ごう、勝とうと必死になって、
勉強熱心になる人は多いです。
だから、本を読むし、雑誌も読むし、
ネットでFXの情報を集めたりするんです。
でも、情報を集めるだけで、
実践が伴っていない人がいるのも事実です。
だから、ある程度情報を集めたら実践に移っていくことが大事。
勉強熱心も行きすぎると、逆に自滅してしまうだけなので。
あなたはどうでしょうか??
アナリシス・パラリシスに陥っていませんか??
もし情報を集めるだけで行動に移せていないのなら、
まずは情報を集めることをいったんストップしましょう。
そして、集めた情報を実践してみる。
これを意識してみていってください。
100の知識より1の行動、なんて言われるように、
実践しなければ稼げるものも稼げませんからね。
最初は損してもかまわない、
授業料だと思ってやっていきましょう。
1度も実践せずに損を出さないことよりも、
1度実践して損を出すことの方が、よほど価値がありますから。